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日本人による日本人のための日本人のブログ。日々の時事ネタを斬ってみる。自分たちが生きている国を見つめるブログ。

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ビートルズがアップルに敗北?!
■ビートルズが設立したイギリスの「アップル・コープス」がアメリカ・アップル・コンピューターを訴えていた。アップル・コンピューターが運営するiTMS(iPod Tunes Music Store)は音楽配信事業で、過去にアップル・コープスとアップル・コンピューターが双方の事業領域を侵食しないことでお互いの「アップル」という商号利用を認めるという取決めに違反していると訴えていた問題。イギリスの高等法院はアップル・コープスの訴えを退けた

■何だか訳分からないので整理する。

【アップル・コープス(ビートルズ側)の主張】
 ★アップル・コーブスが占有できる事業は音楽事業だ。
 ★iTMSは音楽配信事業だ。つまりアップル・コンピューターはアップル・コープスの権利を侵害している。

【アップル・コンピューターの主張】
 ★アップル・コンピューターが占有できる事業はコンピューター事業だ。
 ★iTMSはデータ・サービスだ。つまりコンピューター事業の一環である。

■ううむ。どっちも尤もな主張だ(笑)iTMSは「コンピューターを介した音楽配信事業」だ。コンピューターを音楽を流通させる道具と捉えると、主たる事業は音楽事業となる。つまり、iTMSのやっている本質的な行いは音楽のディストリビューション(流通)そのものに他ならない。だから、「iTMSは音楽事業である」と。その一方、iTMSが販売しているのはインターネットを通じた音楽や映像をデータの販売である。音楽そのものを事業とはしていない。だから、「iTMSはコンピューター事業である」か・・・。

■実はアップル・”コンピューター”のトップであるスティーブ・ジョブズは大のビートルズ・ファンである。アップル・コンピューターのオフィシャルの場においてもビートルズの曲を流すほどだ。争いといっても、ポール・マッカートニーらビートルズの生き残りとジョブズが剣呑に戦うというより、弁護士の飯のタネとして訴訟になった感がある。

■商標の侵害はそもそも「他人が苦労して培った看板で、容易く商売すんじゃねーの!」という考えで、苦労してブランドを確立した人の権利を守るもの。ただし、ポイントとなるのは「登録された商標の商品区分と指定商品」を侵害しているかどうか。つまり、ある商標を登録した時の”ジャンル”が決定的な意味を持ち、ジャンルが異なれば商標の侵害にならないということだ。

■筆者個人の見解からすれば、iTMSはこれまでレコード会社などが権利として主張してきた「音楽事業」に他ならないと思う。だが、インターネットの世界のキーワードは「融合」だ。放送とインターネットの融合という、チャチっぽい言葉がホリエモンやミッキーの周辺で湧き上がっていた。古い価値観に照らし合わせれば、”ネットの放送局”か。amazon.comだって書店のインターネットの融合だ。売り文句は”ネットの本屋”だ。

■何が言いたいかというと、「法律がインターネット」に追いついていない」ということ。今回のように”弁護士以外は有効な関係”の裁判だったからまだ良かった。より深刻な分野で、かつより多い利用者を巻き込む訴訟が起きる可能性もある。ネットの時代に適合した新しい法体系が必要なのだ。

■話は転じて、ブログの世界もこのような”権利”は無関係ではない。例えばWe are ニッポン!!の”ソース”はネット上にある新聞社の記事が圧倒的に多い。ブログとしてはニュースを知らせるよりも、自分の意見を述べることをテーマにしている。正しくない主張をすることもあるだろうが、マスコミの垂れ流しを鵜呑みにしないためにも、もっとより個人的な視点、あるいは日本人としての視点で語ることは意味があるのではないかと考えている。だから、ソースに対してはリンクを貼るに留めている。本当は写真をそのまま掲載したいこともあるが、権利者が転載を許可しているか権利を放棄している以外は、このブログには掲載しないよう気を付けている。

■その一方で、ニュース系のブログの中に「クリッピング」といわれるサイトが増えてきた。ニュース・ソースへのリンクではなく、ニュース記事そのものをブログに記載し、時として写真を掲載することもある。これは昔の概念(厳密に言えば、今現在もそうなのだが)、ニュース記事や写真の権利者への侵害になる。著作権には”引用”という考え方もあって、批評・評論するために、ソースの一部を転載することは許されている。だが、クリッピング系のニュース・ブログはそのまま全文という所が多い。

■情報を独自の視点で収集し”クリップ”することは、インターネットが生まれる前の時代に語られていた情報化社会の未来図に描かれていたものだ。それが現実になってきたのだと思う。ある形としてエージェントという名の”ロボット”が自動的にキーワードをフックとしてニュースを収集することも一つの可能性として語られていた。良く考えれば、これはGoogle Alertに他ならない。また、特定の分野に対して知識があったり、ユーモアのセンスのある人間が集めたニュースが価値を産むことも予測されていた。「アイツの所に行けば、何か面白いモノがあるぞ」という感じだ。クリッピングすることに付加価値が生まれる瞬間だ。リアルな世界では繋がれなかった専門家や面白い知人との出会いがそこにはある。まさに、それをブログを始めとしたWEB2.0がもたらす新しい世界なのかも知れない。無論、著作権法が、国境を凌駕してしまうような、無国籍のネットワーク的な広がりを前提としていないのはやむ終えないことだ。

■また、クリッピングを批判している訳ではないのだ。なんとなく大勢の人がやっているけれど、実はかなりグレーゾーンなことだということと、先ほどの”リンゴの商標問題”のように、インターネットに適した法整備やルールがあっても良いと考えるのだ。最近、クリエイティブ・コモンズという考え方が広まっている。権利を保護する「コピー・ライト」の逆で、権利者としての権利は捨てないけれど、一定のルールに基づくなら配布やコピーは自由にどうぞという「コピー・レフト」の考え方だ。これはブログの記事だけでなく、写真や音楽などなんでもいい。こういった考え方は、コピーや複製・参照が容易なデジタル・ネットワークの世界らしい考え方だ。オープンソースのGNUという共通の基盤があったために、Linuxはこれだけ世界的に広まっている。だが、ブログというのは時として個人と切り離せない内容もある。正に個人情報そのものというケースだ。Linuxというカーネルとは違う扱いやルールが必要なのかも知れない。

■大手新聞社のWebサイトの著作権に対する考え方は、それぞれのサイトに記述がある。はっきりとクリッピングは禁ずるとしている新聞社もある。読む限り、写真のブログ転載はNG。プロとして対価を求め、権利を主張するのは当然だろう。ただ、”第4の権力”として情報を統制してきたマスコミらしい”驕り”を感じなくも無い。多分、もっと頭の柔らかい経営者がトップに立って、積極的にブログにコンテンツを提供してビジネスに結びつける方が新聞社にとってもオイシイ気がする。いつまでも”紙の新聞”が現状の規模を維持していけるとも思えない。むしろ、コピペするのも面倒なくらい簡単にコンテンツをブログに取り込めるようなAPIを公開して、メジャーなトラフィックのターゲットになれば良いと思うのだが。あまりにも良いポジションにいるために、そんな変化は望まないか・・・。

【大手新聞社の著作権に対する考え】
朝日新聞の著作権に対する記述
産経新聞の著作権に対する記述
読売新聞の著作権に対する記述
毎日新聞(MSNインタラクティブ)の著作権に対する記述

※新聞社によってはトップページへのリンクを求めるものもある。だが、それはあまりにもインターネットには馴染まない。利用する人の視点に欠けるその様は「WEB0,5」ぐらいの古さだ。

■多様な意見を述べるブログが増えることで、今までの一方向だけの情報の流れが変わるはずだ。インターネットを基盤とした新しい時代に即したオープンな約束事があっても良いのではないだろうか?

■そうそう、アップル・コンピューターのiTMSのライバルはソニーだ。ソニーは音楽配信ビジネスでは過度な著作権保護を求めるあまり、利用者の利便性を蔑ろ(ないがしろ)にしてしまった。そのため、iTMSや再生機のiPodには圧倒的な差を付けられてしまっている。しかし、まあビートルズとリンゴから、あらぬ方向になってしまった(苦笑)。これもブログっぽいといえばブログっぽい。
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コメント
ituneって、驚いたことにビートルズが
無いんだよね。
ひでぇな。
他にも聞きたいアーティストの曲が無いことがほとんどだよね。
何が200万曲だよってー感じ。
使えねぇ、iopdやitune。
こんなものをありがたがるのは
馬鹿ですね。
死ね、エディ・ジョブスって感じ。


| | 2006/09/17 7:39 AM |
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