blog index
日本人による日本人のための日本人のブログ。日々の時事ネタを斬ってみる。自分たちが生きている国を見つめるブログ。

<< パートのおばさんが上場企業の社長に出世 ブックオフ | main | 国連アナン事務総長に盧武鉉韓国大統領が地図を使って竹島問題を力説 >>
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

-------------------------------------------------------------------------
We are ニッポン!!はリニューアル&移転致しました。短い間でしたが、ご愛顧ありがとうございました。新しいサイト「ニュースの海」もご覧頂ければ幸いです。
人気のブログを探せるよ♪
  ブログランキング・にほんブログ村へ
| スポンサードリンク | - | | - | - |
NHK改革 −スポーツ・娯楽部門の外部化検討
■竹中総務大臣の指摘懇談会「通信・放送の在り方に関する懇談会」はNHK改革の内容を含む検討案の作成に着手した。中でも公共放送を盾に職員のやりたい放題が問題となっている。

■中でも注目されるのは公共性が低いと考えられるスポーツやドラマ、バラエティーなどの娯楽番組を外部組織で制作すべきだと提言を盛り込む模様。これは不祥事が続出している部門がこのスポーツと娯楽番組に集中していることが全く関係ないとはいえないだろう。

以前も少し書いたが、NHKと公共放送とは一体何かを根本から考え直す時期に至っていると考えて良いだろう。そもそも「公共放送」とは何なのか?そしてその公共放送を行うNHKの目的は何かを確認してみよう。それは放送法に記述されている。

【放送法第7条(日本放送協会の)目的】
協会は、公共の福祉のために、あまねく日本全国において受信できるように豊かで、かつ、良い放送番組による国内放送を行い又は当該放送番組を委託して放送させるとともに、放送及びその受信の進歩発達に必要な業務を行い、あわせて国際放送及び委託協会国際放送業務を行うことを目的とする。

■なるほど・・・。いつものことながら、法律の文章はダラダラと長くて意味が判らないので、文節ごとに考えてみる。

(1)公共の福祉のため
(2)あまねく日本全国において受信できるようにする
(3)豊かで、かつ、良い放送番組による国内放送を行う
(4)当該放送番組を委託して放送させる
(5)放送及びその受信の進歩発達に必要な業務を行う
(6)国際放送及び委託協会国際放送業務を行う


■法律って箇条書きでいいんじゃないの?と思わせるが、分解してしまうと”まあまあ”理解できる。(1)は公共の福祉のためね・・・。うーん、駄目押しでこちらも辞書を引いてみる。

こう‐きょう【公共】
社会一般。おおやけ。


ふく‐し【福祉】
(1)幸福。公的扶助やサービスによる生活の安定、充足。


つまり、「日本社会全体の生活安定、幸福の充足のため」と置き換えてみよう。なるほど・・・?放送法が制定された頃と随分と「幸福のかたち」は変わっているし、多様化している。実はあまりにも抽象的過ぎて本当はなんだか全然判らない。世の中「判らない」というのは相当に勇気が必要だが、客観的に見てそうなのだから仕方ない。ただ、少なくとも「おじいちゃんや、おばあちゃん向けの放送」と”公共の福祉”は関係ないらしい。福祉などとあるため、弱者のための放送というイメージがあるが、それは間違い。あくまでも社会全体が対象。これがポイントだ。

さて、現代流に置き換えるなら「放送を通じて日本国民の『知る権利』を守る」ということが本質だと思う。”知るべきこと”は政府や地方自治体の発表や、選挙に関する放送、日本国内に留まらない世界中のニュースがこれに当たる。知ることが幸せかというと、必ずしもそうではない。だが、知る機会を国民がすべからく得ることは重要だろう。

■だが、「公共の福祉」という言葉は如何様にも取れるし、敢えて”曖昧”なのかも知れない。そう考えると、スポーツ中継は本当に公共性が無いのだろうかという疑問が生まれる。国民によって好き嫌いは当然あるのだが、例えばサッカーの日本代表のワールドカップの試合結果の報道や中継が公共の福祉 = 幸福の充足」に十分ならないだろうか?

■そう拡大解釈を始めると、「大河ドラマを観て幸福感に浸る」のも、社会全体かと言われると全く疑問だが、満更誤りでもない。世の中に「娯楽なんてなくても生きていける」という人だっているかも知れないが、それではあまりにも貧しい人生だ。公共放送で娯楽を流してはいけないとまでは至らない。

■脱線気味ではあるが本題に戻ろう。娯楽であるとか、スポーツについてグレーな境界線を議論しても、最早無意味だろう。それは誰にも決められないし、ましてはNHKの職員が自由気ままに決めてよいものではない。無粋を承知で言えば、懇談会の提言通り娯楽とスポーツは「公共放送から除外」すべきだと考える。そして、より知る権利を守るために特化した組織へと改変し、放送チャネルも抜本的に見直すべきだろう。その上で、国民の知る権利を守るために必要なコストに見合う受信料の改定・・・すなわち月額数百円程度の受信料へと値下げを行う。税金とまでは言わないが、そこまで出来れば社会保険料に近い形式で徴収しても良いくらいだ。罰則があってもいい。ただ、現状のNHKが受信料未払いの人に罰則を設けて聴衆するというのは、図々しいにも程があることを付け加えて置く。

■娯楽、スポーツについてはNHKからは完全に分離する。民営化するか、本体とは別勘定の組織とし、放送にはスクランブルをかける。観たい人だけが、それに見合う受信料(料金)を支払う。わざわざ、”半”国営企業で行うべきか議論があるだろうが、ありがちな民営企業とは違う選択肢があっても良いように思える。

■公共の福祉で長くなり過ぎたが、他の項目も見てみよう。
(2)「あまねく日本全国において受信できるようにする」
 これは知る権利を受益するためには不可欠な項目だ。非常に良い。
(3)「豊かで、かつ、良い放送番組による国内放送を行う」
 一般論。キーワードは”国内”放送と限定していることか。
(4)当該放送番組を委託して放送させる
 制作や放送を外部委託できるとある。が、他の項目とはその重要性がまるで異なる。この条項より削除して、別項に移すべき内容だ。
(5)放送及びその受信の進歩発達に必要な業務を行う
 ハイビジョンの開発などがこれに含まれるのだろう。民営化しても良いのではないかという議論もありそうだ。
(6)国際放送及び委託協会国際放送業務を行う
 これも(3)(4)同様に重要性が低い記述。別項目でも良い。ただ、遠い異国の地で放送を楽しみにしている人もいる。この辺は上手い具合に残したいものだが。勿論、インターネットを利用すれば相当に広範な地域をカバーできるだろう。

こうやって考えてみると公共放送の目的を定義するには(1)と(2)だけで十分であるし、他の項目は論点がぼけてしまう内容だ(業務規定するには大切だが、重要性が低い)。また、「公共」であるとか「福祉」という言葉に誤魔化されて「NHKは視聴率を無視して良い」という”神話”がある。We are ニッポン!!では異論があるのだが、これは別の機会としよう。

■ちょっと驚きなのだが、(少なくとも)放送法第7条には「教育」という言葉が一言も無い。ラジオを含めたNHKの放送で、教育分野における功績は高く評価しても良いだろう。子供だけでなく、大人を含めた生涯教育だって有望な”ビジネス”でもあるし、国家をより豊かにする基礎となる。本当は放送法第7条には教育に関する項目が絶対必要であるように思える。

■これらのことから、放送法改正を含めたNHKの根本的な改革は必須だろう。それらを踏まえた上での受信料議論だ。このままでは到底、国民の理解が得られるほど甘いものではないだろう。ちなみに日本放送協会は「にっぽんほうそうきょうかい」と読むらしい。「にほん」じゃなくて「にっぽん」だそうです。
-------------------------------------------------------------------------
We are ニッポン!!はリニューアル&移転致しました。短い間でしたが、ご愛顧ありがとうございました。新しいサイト「ニュースの海」もご覧頂ければ幸いです。
人気のブログを探せるよ♪
  ブログランキング・にほんブログ村へ
| 小野雪風 | 社会・文化 | 00:12 | comments(0) | trackbacks(0) |
スポンサーサイト
-------------------------------------------------------------------------
We are ニッポン!!はリニューアル&移転致しました。短い間でしたが、ご愛顧ありがとうございました。新しいサイト「ニュースの海」もご覧頂ければ幸いです。
人気のブログを探せるよ♪
  ブログランキング・にほんブログ村へ
| スポンサードリンク | - | 00:12 | - | - |
■このエントリーにマッチした書籍



コメント
コメントする


この記事のトラックバックURL
http://wearenippon.jugem.jp/trackback/210
カレンダー
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30      
<< April 2017 >>

bolg index このページの先頭へ